KaQiita

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「すべき思考」に気を付ける〜『エンジニアリング組織論への招待 1. 思考のリファクタリング』を読んで〜

はじめに

『エンジニアリング組織論への招待』を読みました。今回はその中の「1. 思考のリファクタリング」を読んで思ったことを書こうと思います。


よく「ロジカルシンキング」というと少し難しいイメージがあり、高度な思考スキルのように考えられている方もいらっしゃるかと思いますが、実際はそんなことはなく人間というのは基本的にロジカルシンキングというのはできていると思っています。

以前もこんな読書ログを書きました。

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しかし人間の思考にはどんな人でも「バイアス」が働いてしまい、正しく物事を考えられないことが多々あります。

「論理的に考える」とは「非論理的に考えない」ということ

人間は論理的に考える力を持っている、しかし思考のバイアスによって正しく物事を考えられないことがある、ということは論理的に考える上で最も大切なことは「非論理的に考えないようにすること」ではないかと思います。

「1. 思考のリファクタリング」では人間が非論理的に考えてしまいがちなケースを紹介して、「このようなときに人間は非論理的に考えてしまうので注意しましょう」ということが書かれています。

個人的には以下の非論理的な考えはよくしてしまいがちだなと思いました。

「すべき思考」に気を付ける

すべき思考について、本では以下のように説明されています。

「すべき思考」とは、他人に対し、彼らは道徳的に「すべきである」「しなければならない」と期待し、それを強制するような思考パターンです。

…(中略)…

また、この「すべき思考」は、自分にも向かいます。

・「私は、社会人として就職しなければならない」

・「私は、ちゃんとした大人として結婚しなければならない」

・「私は、仕事なのだから理不尽も受け入れなければならない」

私の場合だと、依頼を受けた開発タスクが想像以上に重たいタスクで事前の見積もり通りにはいかないような場合に、「この期間でやると言ったからなぁ」とごりっと進めてしまうことが多いです。

ただこれはあまり良いことではないなと振り返ると思います。無理をしたスケジュールだと、設計を十分に考える時間がなく本当にベストな方針なのかの検討が不十分なままタスクを進めてしまうため、後から大きな負債になるというリスクが大いにあります。

やはり見積もりより大きなタスクになったらその段階で相談し、よほど急ぐ理由がなければしっかりと検討して開発を進めた方が良いケースが多いだろうなと思いました。気を付けようと思います。

終わりに

『エンジニアリング組織論への招待』の「1. 思考のリファクタリング」を読んでみた感想を書きました。

自分用のメモですが、誰かの役に立ってもらえると幸いです。