KaQiita

新米 Web エンジニアが適当なことを書いてます。温かく見守ってやってください。

「Agile Practices Subway Tour #1」の LT 会を聞いた話

はじめに

Agile Practices Subway Tour #1 の LT 会が YouTube Live でやっていたので聞いていました。

個人的に興味のある分野だったのとみなさん発表が分かりやすく、とても勉強になりました。聞きながら取った要約メモと自分の感想・学びを書いていこうと思います。

1. コードの共同所有

要約

  • コードの共同所有
    • とは?
      • 誰が書いたコードでも全員が修正を行うことができる状態
    • なぜ大事?
      • トラックナンバー(何人事故にあったらプロジェクトが中断するか?)を改善するから
  • コードレビューはコードの共同所有に貢献する
  • しかしコードの共同所有が実現するレベルまでしっかりとしたコードレビューを常に行っていくことはかなりコストが掛かる
  • ペアプロ・モブプロを導入していけると良い。ただ導入はかなり大変なのでそのような文化をどのように創っていけば良いのかについてもっと議論するべき。

感想・学び

  • 導入はジュニアメンバーが多いチームであれば、育成としてシニア or ミドルとジュニアでペアプロをしていくというやり方が良いと思っている。
  • 全員が同じような歴の場合は「コードの共同所有」についてディスカッションする機会を設けてどうしたら良いかを話し合っていくとかしかないのではないかと思う。それでペアプロ・モブプロが良いよねという着地になれば納得感を持って導入できる。

2. Product Management と XP が交差するユーザーストーリー

要約

  • ユーザーストーリーとは BizDevOps がユーザー視点で共通の認識を持てるようになるためのもの
  • ユーザーストーリーはよく「[Who] として [What] がしたい。何故なら [Why] だからだ。」と書くようにと言われる。
  • しかし [Why] にユーザーにとっての価値が書いていなければ本質的には何故このストーリーを実現しなければならないのかが分からない
  • そこでユーザーストーリーは「[Who] として [What] がしたい。何故なら [Value] という価値があるからだ。」と書くようにする
  • [Value] が書いてあることで議論の対象が仕様ではなくユーザーにとっての価値にフォーカスされ、ユーザーにとっての価値を実現する最適な仕様が BizDevOps で共通認識を持ちやすくなる。

感想・学び

  • 「ユーザーにとっての価値を書いてもらう」というのがなるほどと思った。今までいまいちよく分からないなと感じていた開発依頼・要望にはユーザーにとっての価値が抜けていたんだと気付くことができた。

3. 1 週間ですら見積もれなかったからイテレーションを 1 日にしてみた

要約

  • プロジェクトが複雑過ぎて 1 週間分ですら計画を立てることが難しい
  • やってみて
    • 方向転換がしやすかった
      • ex. 昨日の成果を思い切って捨てる
    • バッファを取らなくて良くなった
    • 毎日計画を立て直すのはかなり大変
    • また目的を見失わないために 3 ヶ月スパンのロードマップは必要
  • アジャイルプラクティスに縛られ過ぎないのが大事。環境の変化に適応するためにやり方を変えていく。

感想・学び

  • 改めて守破離のの大切さを感じた。まずはプラクティスを型通りにしっかり実践していく、そのプラクティスをメリットデメリットが理解できてきたらチームの状態に合わせてカスタマイズしていくということが大事。

4. ベロシティを上手く使って技術的負債を計画的に解消する

要約

  • いつか負債を解消するの「いつか」はこない
  • 技術的負債返済用のバックログを作り毎週固定の枠を設けるべき
  • 毎週時間を抑えるだけでは大体キリよく終わらない上にアウトプットが不明瞭になる。他の開発と同様に受入基準を明確にしてきちんと完了させる。
  • 負債解消をやりたくなったら都度交渉は Biz と Dev どちらにも無駄な工数が掛かって双方疲弊する

感想・学び

  • いつかはこない
  • これは今もチームで実践しているがとても良いプラクティスだと感じている
  • さらに予算策定などの期初のタイミングで Biz と擦り合わせることが大事だと感じている。予算がない中で負債を返済させてくれと言われても Biz は困るため、予算を決める段階でどれくらいの稼働を負債返済に使わないといけないのかをすり合わせておくと良い。

終わりに

イベントもオンラインが主流になりつつあって参加ハードルも下がっているので、今年はなるべくこれからも参加していこうと思いました。