KaQiita

新米エンジニアが適当なことを書いてます。温かく見守ってやってください。

ビジネス志向の人はプログラミングに向いていない?

はじめに

先日、Qiita で以下の記事がトレンドに入っていたので読んでみました。

qiita.com

プログラミングに向いていない人の 10 個の特徴が述べられていてとても面白い記事だったのですが、特に考えさせられたのは最後のボーナスの項でした。

ビジネス志向の人はプログラミングに向いていない?

最後の項の大まかな内容は以下の通り(多少論理を補っています)。

  • ビジネス志向の人はプログラミングに向いていない
    • ビジネス志向の人はプロセスよりも結果に焦点を当てていることが多い
    • そのため技術を探求し楽しむためのものではなく目標を達成するための手段と見なす傾向がある
    • 技術を真に理解するのはとても時間の掛かること
    • 目的達成のため本来時間の掛かる技術の勉強を焦って行なってしまい他の人よりも苦労することがある

ビジネス志向であることは「良いこと」として語られることが多い中で、「ビジネス志向の人はプログラミングに向いていない」という主張は自分にとってとても強烈でした。

ただ、一方で思い当たる節はあります。

私自身、ファーストキャリアをエンジニアとして歩み始めましたが、学生時代はコンサルティングファームベンチャー企業のビジネス職でインターンをしており、いわゆるビジネス志向の人間でした。

そんな中で色々あってエンジニアとして入社後研修を受けた際に、ある程度理解してコードが書けるようになると、それ以上理解を深めようとせずに、その結果先輩エンジニアのレビューで「自分の書いているコードをちゃんと理解できていない」と何度も弾かれた経験があります。

また、研修を卒業してエンジニアとして現場に配属されてからも、現場で使うフロントエンド技術・サーバーサイド技術は積極的にキャッチアップするにも関わらず、インフラ・ネットワーク部分の知識はあまり積極的に学ぼうとはしていませんでした。

今思うと、アウトプットを出すことに焦りすぎていたのだと思います。

アウトプットに繋がりやすい分野を判断して、そこに自分のリソースを全て注ぎ込んでいました。

これは一見良いことのようですが、エンジニアとして1年働いてみて思ったのは、上記のような「自分の学習範囲を狭めてしまうような学習スタイルはエンジニアとして取るべきではない」ということでした。

インフラ・ネットワーク部分もある程度は理解していないと、フロントエンド・サーバーサイドの理解もどうしても浅いものになってしまい、遭遇したことのないバグや障害が出た時に根本原因を特定することができない or とても時間が掛かってしまいます。

ただ、ビジネス志向だとどうしてもアウトプットに繋がりやすい分野ばかり勉強してしまいます。

そこで私は、このことに気付いてからは、以下のような工夫をしています。

業務時間内と業務時間外で思考を切り替える

まず、自分の学びたいことを必要とするタスクを振ってもらうなどして、なるべく業務時間に勉強する時間を取ります。

そして業務時間に勉強する分野は「アウトプットに繋がりやすい分野」です。

ビジネス志向の人にとっては「成果を出すために自分は今何を学ぶべきか」ということは考えやすいと思います。

業務中は「成果を出さなければならない」というプレッシャーが多かれ少なかれあると思うので、勉強も集中して効率的に行えると思います。

ただ、このような勉強だけだと上述した通り「アウトプットに繋がりにくい分野」の勉強に手を付けられず、技術をしっかり理解するということができません。

そこで、「アウトプットに繋がりにくい分野」は業務外に勉強します。

「業務外に勉強すべきなのか」ということについては、議論の余地があると思いますが、私の意見は以下の記事にとても近いです。

axia.co.jp

ただし注意していることは、業務外の時間は「自分の好奇心の赴くままに勉強する」ということです。

ビジネス志向だと、つい「どの分野を勉強するべきか」と考えてしまいますが、自分の好奇心ドリブンで学習分野を選ぶべきです。

好奇心ドリブンの勉強については、以下のような記事があります。

https://mirai.doda.jp/series/point-of-view/planned-happenstance-learning/

そして、そもそも技術を「目的達成の手段」と捉えている人だと技術自体に好奇心を持っていないことも考えられますが、業務中の勉強を続けることで必ず「ここはもっと知りたい」という分野が出てくるはずです。

また休日に苦しい勉強をしようとしても続くはずがないとも思っています。

興味の湧く分野を、なるべくストレスの掛からない方法でマイペースに勉強を続けることで、モチベーションを落とさずに技術への理解を深めていけると思います。

終わりに

上記のような方法を実践することで、1 年前はエンジニアになるなんて夢にも思っていなかった自分がなんとかエンジニアとしてやっていけて、少しずつ技術への理解も深まっています。

業務内と業務外で思考を切り替えて、楽しみながら勉強していくことが大事だなと感じています。